「パパはわるものチャンピオン」感想、評価 プロレス好きから見てどうだったのか?
どうも!demikkaだよ!!ようやく本格的な感想記事です!!
今回はもう上映が終わってるところも多いかもしれませんが
「パパはわるものチャンピオン」
についてあーだこーだ言っていきます
ちなみに途中まで書いていた記事が消えてしまい、二回目でございます!!
激しくモチベが損なわれてるよ!!
目次
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自分とプロレス
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パパはわるものチャンピオンとは?
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棚橋弘至って?
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感想
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良かった点
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悪かった点
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まとめ
・自分とプロレス
さてこのブログを書くにあたって触れておかなければいけないのは、、、、、
プロレス!!!!!
そう!みんな!!プロレスだよ!!!
おい!!!!!!
プ!!!!!!!!!!!
わー、やったねプロレスだね
なんかどうやってプロレスへの愛を示そうかというところでこんな感じになりました
ふざけてはないよ
はい!自分とプロレスの出会いはそれはもうごく普通にYouTubeでした。
YouTubeでプロレスとは全然関係のない動画を見ていたら何故か初代タイガーマスクの動画が「あなたへのおすすめ」で出てきたのです
(なぜいきなり筋肉だるまの男の動画をおすすめされたのかはわかりません、、、)
初めてタイガーマスクの動画を見た時の感動は今でも結構覚えています
まるで重力を感じさせないステップ、驚きの技が出てくる出てくる
そんなこんなであっという間に筋肉溢れる泥沼にはまっていってしまったのであります
でも、分かってます、、
近年少しづつメジャーになってきましたが、プロレスはサブカルの中でもかなりのサブ、、、
でも分かって!!見たら面白いの!!!
特に今年とかかなり面白かったから!!!
なので今回の映画、ファン的にはかなり期待しているわけです。
実際のところどうだったのでしょうか?
・「パパはわるものチャンピオン」とは
パパはわるものチャンピオンは原作は板橋雅弘による児童用の絵本。
主人公、大村孝志はかつてプロレス界のエースであったが、膝の負傷によりトップの戦線を退き今は悪役レスラー・ゴキブリマスクとして活動していた。そのことは息子の祥太に理解してもらえないだろうと考え、打ち明けられずにいた。しかし、ひょんなことから祥太は父親の正体がゴキブリマスクであることを知ってしまう。大きなショックを受ける祥太であったが、、、
実写化にあたって主人公の大村孝志を演じるのは、
棚橋弘至本人と作中の大村孝志の状況は似通ったところがあり
棚橋弘至のドキュメンタリーとしても楽しむことが出来る。
・棚橋弘至って?
日本には色々なプロレス団体があります。それぞれいいところが色々あり色んな好みもあるだろうけど、やっぱり規模的にも日本で一番のプロレス団体と言えば新日本プロレス!
そこの今のエースが棚橋弘至!!
個人的にはこのエースというのがポイント。
今はオカダカズチカとか内藤哲也とかもすごく人気だけど、やっぱり棚橋はちょっと違う。
新日本プロレスは一時期人気がかなり低迷してホントにやばかった時期がありました。
そんな新日を今の人気まで引っ張り上げたのが棚橋なのです。
元の体はそこまで大きいわけじゃなかったり、全然人気が出なかったり、付き合っていた彼女に刺されたり、怪我で何度も欠場したり、、、
それでも自分はプロレスを新日本を愛してますと言い続けてここまでやってきたのが、エース棚橋弘至なのです。
だから今回めちゃくちゃ期待してたんですよ!!
・感想
で、感想なわけなんですけど。
正直自分的には普通よりも少し下期待していた分、
かなりがっかりという感じでした、、orz
ファン的には結構うれしいところも多かったのかもしれないですけど。
映画的に見ると結構残念という印象、、、
これは決して棚橋弘至や、役者が悪かったというわけではありません!
というか自分が演出経験があるのもあるんですけど、役者がいいということはあっても役者が悪いということはあまりありません。
よほど稽古をサボっているとかやる気がないとか以外はあまりないでしょう。
要するに見せ方の問題なんです。
ではもう少し具体的に見ていきましょう
・良かった点
まず今回すっっっっごい分かりやすい
元が児童書なのもあって物語で分かりにくいところが一つもない。
そこがつまらない要因でもあるのですが、分かりやすさという点では非常にわかりやすかった。なのでどの年代が見ても楽しむことが出来る優しい映画ではありました!
そしてその一因となっているのがコメディ部分。
寺田心くんのキャラクターを生かした笑いや、現役レスラーの友情出演部分ははずれがない!
ファン的には美味しく頂きました。
そして意外というとあれなんだけど、レスラーたちの演技が割とイケる
当然本職はレスラーだからめちゃくちゃ上手い!というわけではないけど、正直やばいかもしれないと思っていた割には全然見ていられる。
そんな意味であまり予想していないところで期待を上回ってきた作品でした!!
とまあいいところはこんな感じで次からが本題というような感じなんだけど、、
・悪かった点
実際自分はこっちのほうが目に付いてしまった、、
ということでここからぼこぼこなんだけど、まず言わせてもらいたいのが
テーマや役者陣が散らばりすぎている!
これが一番いけないところ
まずテーマというか物語などで大事なところが散らばっていてわかりづらく、エモくなりきれない!
普通ストーリーにおいての基本では、そのストーリーにおいて一番重要な問題が序盤に出てきた方が物語において収まりがいい。
様々な有名な物語を見てくれればそれは分かると思います。映画で言うとバックトゥザフューチャー、漫画で言うとドラえもん。両者とも序盤に問題が提起されている。BTTFで言うと誤って過去に戻ってしまったこと、ドラえもんだとのび太君がとことんダメだということ。
これは基本であり、基本を崩すのであれば
何かそれの対策を用意しなければならないのです
しかし、今回の映画ではそういったものが分かりにくい。
おそらくストーリー的にはプロレスの大会の優勝などを最後に持ってきた方が良かったのでは?もしくはもっと親子の問題を丁寧に描いた方が良かったように思います。
今回の映画では、プロレスでの返り咲き、親子の問題、子供の学校生活の問題、仲里依紗演じる出版社のファン的な目線、そしてプロレスのヒールの魅力、、
などなど目を向けるところがたくさんありすぎるんです。
そしてそれと並行してあるのが役者の渋滞。
役者の渋滞ってなんだ?って感じなんですけど
要するに主役級の人がいすぎるってことです。
本作はW主演ということで棚橋弘至と寺田心君なのですが、まあこの二人で大分くどい。
民衆の声)さっき演技は悪くなかったって言ったじゃん!
そうなんですけど!一人一人は悪くはありません。持ってきかたが悪いんです。
さらにそこに木村佳乃。今回は原作が子供向けということでだいぶ分かりやすい演技をしていました。そして仲里依紗。
ここまでくるとわかると思いますが、主演ふたりのことを考えると周りはゴリゴリの演技派で固めるべきだったんじゃないのかなぁ。
分かりやすい主人公気質の演技に分かりやすい脚本だとどうしても面白みに欠けるところがあります。。
大泉洋がゲスト出演のような感じで出ていましたが、演技がうますぎて悪い意味で飛び出てました。
うーん、、もったいない!
そして、やっぱり最初にも言ったように構成があまりうまくない。
問題提起するものがおおいのもそうだし、あまりプロレスの良さについて語られているように思えなかった。
せっかく主人公がヒールなのだからヒールの良さにもっと焦点を当てても良かったものを、最後にちょっとブーイングのことを語って終わり。
カメラワーク的なところで言うとせっかく映画なのだから試合のシーンはリングの中からの画もあってよかったのでは?と思ったりしたのだけどあまりそういうこともなく。
というか全体的に迫力に欠ける試合が多かった印象すら、、
それに途中でベビーフェイス(プロレスで言うヒーローサイド)に戻りかけるのも良かったとは思えないし、最後結局あっさり負けるし、、
なんだか映画的な目線で見ると全然好みじゃなかったです。
あんましネガティブなことを書いてもあれなのでこれくらいにしといてやる!!
・まとめ
まあそんなわけでここまで読んでわかったと思いますが、個人的には面白い!と思える映画ではありませんでした。
ただ、他のブログなどだと絶賛しているところもあるので何とも言えないのです。
まあ百聞は一見に如かず!プロレス少しでも興味があるよという人はぜひ見てください!
後普通にプロレスも見てみてください!!
では!ばーい!せんきゅー!