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初めに
今回見てきたのは公開前からかなり話題になっている「アリータ バトルエンジェル」!!
ジェームズキャメロンが脚本を自ら書いたという期待の新作!
かなり前から予告をやっていたことで印象に残っている今作!!周りの映画好きがこぞって見に行っていたため気になってしまい見に行きました!!
その感想は!?
忙しい人はここだけ読んでね!
お、面白いよ!!
って感じです。
なんかものすごくウソっぽくなってますけどホントです!
面白いは面白いです!最終的に70点くらいの評価にはなるんです!
けど、最終的に何ですよね、、
なんか途中で疑問を挟まずにいられない、、
え、ここってもうこれで終わりなの?っていうポイントが何か所かあるせいで物語に入りきれない、、
恐らくほとんどの人が感じたんだろうけど脚本が微妙、、
その分映像美やアクションシーンはホントにやばいです!!
正直マーベル作品を超えてるんじゃないかというシーンも!!
恐らくこれが好きな人は「アクションがこれだけすごいんだからいいじゃん!!」
というような感じなんでしょう
それも分かるんです!!正直めちゃくちゃ面白かったし、見終わってから予告映像を見返したりとかもしました!!
でも!!でも!!!!
だからこそもったいなく感じちゃうんですよね、、、
まあ細かいところを見ていきましょう!!
アリータは超かわいい!!何よりの見どころ!!
とにかくアリータがかわいい!!!!
なんかネットでは「目が気持ち悪い」とか「不気味の谷間~」とか言われてるらしいですがそんなことなくね!?!?
超かわいいじゃん!!
え、キモイって?
いや、まあ、かわいいもんはかわいいんだからさ
キモイけども
ただ物語が進むにつれてアリータの色々な魅力を見せてくれるのはホントに上手かったですね!!
アリータは最初記憶をなくしています。なのでかなり幼いようなキャラ付けがされています。見る者すべてが新鮮で興味津々です!
まるで子供のような感じが表情も相まって超かわいいです!
そして少しづつ生活に慣れていき反抗期になります。
そんな時期もありつつも痛みを知り様々な経験を経て段々と成長していくアリータの姿、、
なんだか成長が喜ばしくもあり、悲しくもある
父親のような気分にさせられました(´;ω;`)
見ている中で常に感じさせられたのがアリータをどう女性らしく見せていくかでした。
恋をすれば体も成長するなど、時には間違えながらもアリータの女性らしさを上手く見せていくことがキャラクター構成と世界観を上手く仕上げていました!
まさにバトルエンジェル!!!
全体的に見ると
ストーリー展開としてはほんとに超王道少年漫画といった感じです。
日本人ならばどこかで見たことあるような感じで非常に見やすいんじゃないんでしょうか?
出てくるキャラクターも割と日本の漫画にはありがちな感じ
アクションシーンを見せたいのならばこれくらいなストーリー展開が心地よかったです。
続編にもつなげやすそうだったしね!
でも少し疑問を持ってしまったのが本当に細かいところなんですがアリータが目覚めるシーン
いや、もうホントに世界観とかほぼ完ぺきなんですけどならなんでここ、こうなの?ってところが少しだけあって、、
アリータは目覚めてすぐに服を着ます。
ボディは完全にサイボーグなんですけどそういうところも女性っぽさなのでしょうか
そしてイドのところに行きオレンジを皮ごと食べてしまいイドに笑われてしまいます。。
ストップ!!!
ここの描写!記憶をなくしているから、皮ごと食べてしまうという描写だったのですが、なくしている記憶の範囲があいまいじゃない???
というツッコミを思わず入れたくなってしまいます。
なんで服はどうやって着るか分かってるのにオレンジは忘れてるの??????
って一瞬思っちゃったこれはいちゃもんなんでしょうか、、
まあ、細かいとこなんで別にいいんですけどね、
画とアリータの美しさ
アリータは最初はイドが作ったボディで過ごしていましたが闘いの果てに壊れてしまいます
そして新しくまあ、めっちゃ強い体をもらうのですがそのもらった時の演出が最初から最後までいい!
助手の女性がいるのですが、その人の新しい体に対する反応もいいですし
新しい体を手に入れアリータが逆立ちをするシーンがあるのですがその強さの表し方が何とも漫画的!!そして美しい!!
そのシーンの画的な美しさで日本の漫画を誇りに思いました。
今回の映画で最も成功しているのはアクションを含めた映像美です。
さっきも言ったような逆立ちのシーンや、景色などもう超作りこまれててやばい!!
映像美のおかげで見ていられるといっても過言ではない!!
何度も言いますがアクションに至ってはマーベル作品を超えるほどです。
綺麗な映像でドッカンドッカン戦うからもう何も考えずに楽しめます!
でも、そんなアクションシーンの中でも女性っぽさを忘れていないのがきちんと分かります。
まだ記憶が戻っていない時の少しおどおどした感じとかは超かわいいです!
本格的なバトルシーンでもただ敵を倒すだけでなく闘い方がどこか綺麗です!!
まさにバトルエンジェル!!!(n回目)
そんな中での今作最大の欠点は、、??
今回の映画の欠点はここに尽きるのですが、
とにかく心理描写が弱い!!
この人なんでこうなった?というシーンが多すぎる!!
それに明らかにキャラクターが違う動きするだろ!みたいなところが多々あります
自分が一番気になったのはイドです。
最初はずっとアリータを大事にしている感じで門限!!とか言う感じのパパ感が出ていたのに急に物語中盤からその感じがなくなってこれでいいの?感が凄まじい
百歩譲ってアリータの体が壊れてしまった時にその代わりの新しいバトル用の体にしてあげたのはしょうがないとしてもその後、あのスポーツ的なのに参加するのは止めろよというツッコミを入れざるを得ない、、、
なんか小言いううるさい評論家みたいになってますが、ホントに今回はそういう謎の行動さえなければもう百点だったのに、、
他にもイドの奥さんが改心したのも弱いし、犬死んじゃう時もアリータなら助けられたんじゃない?とかあげていくときりがないんですけど心情部分に訴えかける者が弱すぎた!!
なんか言いたいことがあるのはなんとなく伝わってくるんですけど、あまりにも伝え方が下手過ぎて全然入り込めませんでした
悲しい、、
ラストの方は少しエモかったりして、鑑賞後はなんだかんだすごい楽しかったんですけど
これで誉めきるわけにはいかないっていうところがどうしても出てきてしまう感じです。。
不思議ですね同じような感じの映画でもすっごい感情移入できる時もあるんですけどね
最近のやつって、、
なんか海外でも日本でも原作ありきで映画が作られてしまっていますよね、、
確かにそれの方が企画が通りやすいんでしょうけど、それでいいんですかね
今作を含め大成功とは言い切れない作品が数多くあります。
作品の産みの苦しみを覚悟してつくり手になったのならば、やっぱり自分たちの手でいいものを作るべきなのではないでしょうか?
というか企画を通すところも含めてものづくりなのでは、、
まあ、んなこと言ってても資本主義君は最強システムだからどうしようもないんでしょうけど!!
ばーい!せんきゅー!!!